ソビエト時代のバレエ漫画で、(他の方も書いてらっしゃるように)主人公の成長物語というありがちな設定なのですが、なぜでしょう。すごく引き込まれてしまい、何回も読み返してしまいました。
絵が美しいです。ラインがきれいな山岸先生ですが、バレエのポーズがどれも本当に美しく描かれていてジッと見入ってしまいます。「舞姫テレプシコーラ」が人気ですが、あれよりはバレエの記述・説明が少なく、ざっと読めます。また、不幸も少なく読みやすい。そしてハッピーエンドなので凹みません。主人公もかわいらしく共感をもてます。彼女のファッションもかわいい、ちょうどまわりまわって流行なのかしら。
というかんじでいろいろ楽しめました。