トルストイとドストエフスキー作品は、メモと赤鉛筆が欠かせません。登場人物がきちんと把握できるか否かが読破のポイントだと思います。

そういえばちゃんと読んだことが無い，と気がつき読んでみようと思いました．字が大きくて読みやすいです．登場人物が多いです．

読了前に購入履歴書き込みできる場所が消えてしまいそうなので先に予想されるあらすじと期待を書きます。 世界史の授業で習ったので知っているのですが、ナポレオンのロシア・モスクワ撤退が描かれるのでしょう。おそらく、前巻で描かれたロシア民衆の愛国心によって。冬将軍に負けたと言うだけでは小説になりません。 歴史を作るものは英雄だけでなく、一人ひとりの民衆だということを教えてくれるのだと思います。それが、この圧倒的な登場人物数にも表れているのでしょう。 主人公の彼もきっとさらなる精神的飛躍を遂げて幸せをつかんでくれるはず、たぶん。