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2014-11-23
- 造形村の進化
- 造形村の32分の１の「震電」は、難物だった。内部再現を追求するのはいいが、内部と外板が合わない。あれこれストレスが多く、ついには半ばいい加減なレベルで完成させてしまった。
ところが、今回の48分の1キットは、はるかに組みやすい。エンジンの排気管が外板にピタリとはまったのには驚いた。しかも、内部が32分の1に近いレベルで再現されている。48分の１で、これだけ細密な内部表現ができるのは、世界でも造形村とロシアのズベズダくらいではないか。あのタミヤでも､48分の1ではここまでやらない。
とはいえ、まだまだストレスの残る部分はある。とくに、エンジン。説明書は詳細に組み合わせ方を書いているが、それでも合わせにくい。いったんこれでいいかと思って組んでいったら、最後に合わず、いったん解体したほどだ。あと、エンジンの固定部分が、むずかしい。このあたり、説明書は親切ではない。
と、細部を小舅的にあげつらえばきりがないが、おおむねよくできたキットだ。すばらしい。 - このレビューのURL
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