自宅PCのDELL「DIMENSION9200」は購入当時としては高価だったので、周辺機器を交換しつつ使い続けている。長期間使用しているのでHDDの寿命が気になり、増設を決意。新品をメイン(Cドライブ)にし、既存をバックアップ用(Fドライブ)にすることで、古いHDDが先に壊れても支障なくPCを使えると判断。DVD等にバックアップをとればリスクを最小限に抑えることはできるものの、HDDの乗せ替えに失敗すれば今と同じ環境には戻らない。素人同然の私には少々難易度の高い作業だと感じたので、HDDコピーソフトに頼る選択。OSが32bitのVistaで、SATAのHDDでは認識面において3TBの壁が存在するというネットの記事を見て、それをクリアできる高度な技術を持ち合わせていないので、2TBに決定。
改めてHDD周辺を見ると、電源ケーブルはあるものの、増設分のSATAケーブルがない。SATAポートからHDDの空きスペースまで40cm程の距離があり、コネクタの形状L字を確認し、ラッチ付きで長さ50cmのL字コネクタSATAケーブルを追加購入。事前準備として自分の体の静電気を除去した上で、PC本体を分解し、中のホコリを取り除いておいた。HDDの取り付けが終わればPCにHDDを認識させる作業。DELLではPC起動し、DELLロゴ出現後のタイミングで「F2」キーを押すとBIOS設定画面になる。SATAケーブルを差し込んだポートは4だったのでBIOS設定画面でもHDDのSATA4を「ON」に変更すると、HDDの認識に成功。本来ならここでHDDをフォーマットが必要だが、この製品は「NTFS形式」でフォーマットされているので、「コンピュータ」でドライブを確認すると、既にFディスクに1.78TBと表示されていた。この段階では単なるHDDの増設に過ぎない。ここからこのHDD付属のCD-ROMに入っているソフト「HD革命」を使用してHDDをコピー。「チェックディスクのオプション」を選択し、途中で一部エラーが出たので、次はこれを選択しないで試すと成功。コピー中は進捗を英語で表示するので分かりにくかったが、最後にCドライブの項目で「100/100」となり終了。その後、再起動し、完全にPCが立ち上がったのを確認でき、シャットダウン。この後PCケースを再び開け、HDDを入れ替えて、もう一度PCを起動。「コンピュータ」でドライブを確認すると、今度はCディスクに1.78TBと表示され、Fディスクに455GBと表示を確認。さらにCディスクとFディスクが同じ中身であることを確認し、ようやくHDDの乗せ替えが完了。