バトラーのフロスでデニール数、フィラメント本数が同じ#550PJ (黄)との比較です。
#550PJはフィラメントを束の状態で固める処理が施され、切れ難いのが特徴ですが、
こちらはフィラメントが軽く広がり、歯垢がより落としやすくなっているというものです。
やはり、治療痕が多い私の歯にはひっかかりやすいものでした。ただ、意外に切れ難く、
繊維が挟まって取れないということは、思いのほか起きませんでした。
結果として私は#550PJを選択することとなりましたが、
歯にあまりトラブルのない方は、こちらが良いのではと思います。
歯の凹凸などの状態が非常に良くわかるので、見えない歯間の虫歯の発見にもつながります。
ボンディング加工されたものでも、途中でフィラメントが解れてきてしまったためか、
繊維が歯間に残り、診てもらったら虫歯の穴にひっかかっていたということがありました。
また、歯頸部まで(少し歯茎の中に入れるような具合)丁寧にフロッシングすることを続けていたら、知覚過敏がどうしても治まらなかった歯が、劇的に改善された経験があります。
今迄、ブラッシングには20分以上かけ、仕上げに口腔洗浄器を使えば完璧、と思っていましたが、
今では、フロッシングも欠かせないものだと実感しています。
個人的にほんの少し残念なのは、ケースがコンパクト過ぎること。
携帯には便利ですが、普段洗面台で使うのには標準的な大きさの方が個人的には使いやすいです。
また、中身が見えないので残量が確認出来ず、その点も少々不便です。