研いだ時点で、切れ味をレビューします。銀紙三号は鍛錬と焼きで硬度を出す鋼材ですが、Webに情報がないので、鍛錬の上手い製作所かを確認するために、鍛錬の有無と、製造元を問い合わせをしました。鍛錬はしているとのことでしたが、製造元は秘密と不安な回答でした。ただし、同じシリーズで左利き用があるというのは量産品の抜き物ではなく、2種類の材料を合わせを入れ替えた証拠なので、安いということは若手が打ったのでしょう。
しかし、以前包丁を錆び錆びにしてしまった経験があるので、鋼は選択できません。
値段が安いので、ちょっとだけ質のいいステンレス包丁として割りきって購入しました。まあ、研げれば良いです。
初捌きでは、イシダイ3、カワハギ5、アジ2、カレイ2、キダイ1、メジナ1、チカメキントキ3、カナガシラ3、ウミタナゴ3を出刃で捌きましたが、さすがに切れ味が良いです。腕が足りてないので、切っ先の使い方を練習する必要がありそうです。使ってみると、素人的には柄を腐らせそうな予感がします。