もっと消音サイレンサータイプ120を購入しました。
当該車両排気系統情報:S15シルビアNAエンジンノーマル+オーテック等長エキマニ&フロントパイプ+SpecS純正触媒+NISMOスポーツマフラーSpecPro。
音量測定器にて近接排気騒音を測定しました。以下の数値は充分に暖機運転した後2回計測した平均値です。
<サイレンサー無し>
アイドリング:75.7dB
近接排気騒音:96.2dB(平成10年規制上限値96dB、条件次第で車検に落ちる可能性あり)
<サイレンサー有り>
アイドリング:71.9dB
近接排気騒音:92.3dB(車検OK)
---参考までに---
5500回転まで瞬時にふかした時の音量
<サイレンサー無し>
MAX:98.5dB
<サイレンサー有り>
MAX:96.8dB
---インプレッション---
<音量>
アイドリングは約4dB下がっています(車内静音商品を扱うメーカー曰く4dBというと旧舗装と新舗装のロードノイズの差くらいだそうです)。静かになっていますが、もともとグラスウールの劣化した煩いマフラーなので、純正のマフラーのように静かになるわけではありません。
<音質>
サイレンサー非装着時に聞こえる破裂音はなくなり、マイルドな音質になります。また、等長エキマニ特有の「コーーン」という甲高い響きは抑えられてしまいます。低音は残っています。
<走行性能>
他のインナーサイレンサーを試したことがありませんが、若干トルクは落ちます。トルクカーブ全体が下がるような印象です(0-100km/hで0.3秒落ちるくらい)。しかし、メインパイプ60mmなのにテールに50.8mmのサイレンサーを付けているのだから仕方ないと思います。スポーツ走行時には外しましょう。
<参考までに>
純正マフラーからスポーツマフラーに変えた際に抜けすぎで3000回転から5000回転のトルクが落ちました。対策としてフロントパイプと触媒の間にガスケットと同じ大きさに0.7mmのアルミ板を切り、50mmの穴をあけて装着したところ解決。ということは、抜けすぎ対策&音量抑制であればスーパーサウンドエボリューションが一石二鳥かも。ただし、ちょうどいい内径があればですが。
尚、今回購入したもっと消音サイレンサータイプ120は内径50.8mmです。ふん詰まりの懸念から内径の太いものを選びました。静音化を狙うだけなら38mm等を装着すればもっと静かになるかも。
それから…やはりお財布に痛い。5000円くらいだったら迷わずに買ってたのですが。このレビューが参考になれば幸いです。