アメリカ先住民は優れた薬草として利用していたそうですが、
現在日本では、その美しい花姿が花壇の背景や、観賞用として大変人気があります。
また、花は風通しの良い日陰で乾燥させて、ポプリにも利用できます。
育て方
乾燥気味で、日当たりの良い場所が好適です。
タネは苗床に3~5cmの間隔で点まきし、軽く土をかけ、発芽するまで水を与えます。
発芽後3~4cmに生育すれば一度仮植えし、本葉7~8枚の頃に定植します。
収穫
茎や葉、花を乾燥させて利用しますが、生葉は必要に応じて摘み取るようにします。
利用法
乾燥させた葉や花は、ハーブティーとして抗菌効果があります。
ニキビ、インフルエンザなどの感染症にも良いと言われています。
ただし飲みすぎると、のどの炎症をひき起こすこともあり、注意してください。
学名: Echinacea purpurea
科目: キク科/多年草
原産地: 北アメリカ
別名: エキナケア、パープレア
英名: パープルコーンフラワー
和名: ムラサキバレンギク
草丈: 60cm~150cm
発芽適温: 15℃~25℃
播種時期: 春4月~6月・秋9月~10月頃
(発芽適温を維持すれば、いつでも栽培できます。)
開花時期: 6月~9月頃
利用部分: 根茎・葉・花
収穫: 葉が大きくなってから順序よく収穫してください。
適した場所: 乾燥気味で、日当たりの良い場所。