スーパーのウィスキーコーナーでも、カナディアンクラブはよく見るようになった。だがこのシェリーカスクについては初めて知りました。新鮮な驚きです。英語書きのラベルには、8年以上の熟成。アルコール度数は41.3とあります。また日本語表示ではグレーンとあります。つまり、これはグレンウィスキーです。モルトの比率は当然ながら記載されません。トワイスアップで飲むと強い甘みが口中に広がり、飲み込んでもグレンの持つオイリーさが残らずにさっぱりしています。親しみやすい味とも言えるんじゃないでしょうか? 私個人としては、バーボンにしてもグレンウィスキーは、たいていの場合ソーダ割りのハイボールで飲んでいます。飲みやすいからです。しかしながら、このシェリーカスクについては、いかがでしょうかね。これはかなりに異質なグレンウィスキーとしか言えないんじゃないかな。コニャックやブランデーの水割りの類いにかなり近い味になってきてますね。原料は全く異なるにしても、このカナディアンクラブ・シェリーカスクは独特だと思いました。結構これは女性に受けるウィスキーではないでしょうか。