ボトルの形に魅了されました。どっしりとして大きく見えます。
口に含んでからしばらくしての口の中での暴れ具合が何とも言えません。暴れ馬のように舌、ほお、鼻、さらに喉と小さな台風が駆け抜けます。
イギリスの酒屋の親父に聞いた方法ですが、ショットグラスに注いだ酒に数滴の水を垂らすと、眠っていたウイスキーが目を覚ますのだそうです。やってみると、口当たりが良くなって香りが広がって、余韻が驚く程長くなります。
こんなことをやっていると、何だか薬を調合しているような気分になってきましたが、普段はオンザロックで楽しんでいます。
やっぱり、同じアイラウイスキーでもいろいろ試してみるものだと痛感しています。酒は風土を語るが、酒蔵の個性・主義もいろいろあって楽しい限りです。