スエーデン王室御用達であのタイユバンにも置いてあると言うアンドレ・クルエ。ブジーのブラン・ド・ノワールです。
パーカーが90点、ワインスペクターで89点、ヴィノテークで田崎真也氏が絶賛と期待が持てます。死ぬまでに飲みたいシリーズでも「一生に一度は飲みたい10本のシャンパン」としてリストアップされています。
酒屋のメールで5124円と割安だったので取り寄せてみました。
ボランジェとエチケット(ラベル)が似ているとクレームがあったとか・・・エチケットは写真のようにかなり凝った作りです。
さてボランジェのグランダネと、どちらから先に飲もうかと迷った挙句、クール・ド・キュベ、グランダネの次に開けました。
好みとしては、グランダネ>>アンドレ・クルエ>クール・ド・キュベの順でした。
香りは繊細な白花の香りではなく、杏のような甘い香りでもなく、ベリー系、トースト、スパイスの混じったような香りですが、それほど香り立つわけではありません。
口に含んで驚いたのは、ピノ・ノワール100%から想像していた重さが全くないことです。軽くて広がりもまろやかな感じで、果実味、甘味、酸味、ミネラルがバランスよくまとまっています。
余韻はそれほど長くは続きませんが、細く続く感じで、全体的に力強さより柔らさを感じたシャンパンでした。
ノン・ドサーンジュのシルバーも飲んでみたくなりました。