海苔はまずはパリパリ感が身上と思います。
パリパリ感を出すためには、燃焼で水分が出ず二酸化炭素しか出ない炭で焼くとか、焼いた後は乾燥剤と共にビニールに入れるなど、従来からパリパリ感はとても大切にされてきたと思います。
この商品も湿気に対する配慮がキチンとされており、袋もシッカリしているので、このパリパリ感はかなり長続きしています。
海苔を曲げるだけでパリパリと軽い音を立てて切れていきます。御飯を捲いて食べるにも、お醤油や、御飯の湯気で少し湿気らさないと、捲く時にパリパリ割れる程です。
過去に経験したことのがない、パリパリ感です。最高の技術で焼かれていると思います。
香りも焼き加減が絶妙で、海藻の嫌な臭さがなくかつ焦げ臭くもなく、香ばしさと海苔の香りが素晴らしいです。
良い海苔の一般的評価に「細く刻める」というのがあります。この海苔はパリパリ過ぎるので、細切りができないのではないかと思ったら、それがまたかなり細く切ることができます。これにはちょっとビックリです。
そして口溶け。海苔は小さい子供やご老人が食べ過ぎると、稀に腸内で通過障害を起こす可能性が言われますが、こちらの海苔の口溶けの良さは、そのような心配は少ないように感じました。この海苔で御飯を捲いて、口にいれると御飯と一緒に口のなかでほぐれ、噛み始めるとスルスルと口溶けして御飯粒と絡んでいきます。香ばしい海苔の香りが存分に楽しめます。
ラーメンや味噌汁などの汁物には勿体なくてまだ入れておりませんが、本日リピートで注文した分が届いたら、試してみたいと思います。
(一部、以前掲示板に書込んだ内容と重複しております。)