1200ミリのものは機構的にキャスターをつけてたわみの応力を本体にかけることは勧められない。
引き出しがプレミアムなのに引き出しにくかったり引く場所を工夫すると言う不満はここから来ていると、推測される。
カウンター下の埃を清掃するためのキャスターなら、直に床において埃が入らなくすれば良い。
スパンが広く引き出しの寸法が大きい物は基本的に中央にしか引き手をつけるべきではない。
ユーザーが、ここしか引いてはダメなんだと思わせないと、色んなところを引いて引き出しの歪みの原因となる。
かっこ良いデザインでもきのうをそこねては、役に立たない。
キャスターを外し、引きてを指示するデザインに、1200ミリだけでも変えておかないと、スライドレールという部品の力だけで、中央びき以外の外力では、スムースには動作しない。
原因は引き出しの筐体と引き出し本体の強度不足である。
桐の箪笥じゃないのだから、強度不足、寸法精度不足をあげつらっても、仕方ないではありませんか、とも言われそうだが、1200ミリに関しては、製品の企画と設計に甘さが有るとしかおもえない。