他ネットでも言われていることですが、顔料塗りたくりすぎです。
革の表情が・・・とか言っている割にはほとんど変わらなかったのはこれが原因でした。
思い切って鍋で煮込むとみるみる顔料が落ち鍋のお湯がオレンジ色に変わっていきました。絞って、サーキュレーターを使用して一昼夜乾燥させた結果、厚い化粧で隠れていた革の表情が現れました(行う際は自己責任で)。
その時初めて気づいたのですが、表と裏では全く革の表情が違います。
片面はしわしわでしっとり柔らかく、もう片面はきめ細かく硬め。
最後にニートフットオイルを塗り込んで完成。
ちなみにコレ、元の色はオークです。
処理前は水をはじいていたのが吸い取ります。
さわり心地はつるつるしていたのがしっとり吸いつきます。
その分シミや傷が付きやすいです。
顔料なしは一長一短。しかし好みの人も多いはず。
革のナチュラルさを好む購買層が多いと思われるオークは顔料なしにすればいいと思うのですが。
財布のサイズは他社のLファスと比較しても大きいかなと思いましたが、この大きさで正解です。ズボンの尻ポケットに入りますし、札もある程度余裕を持って入れられる。10枚近く入れるとさすがにファスナーに噛みそうになることもあるので、これ以上小さいと使いづらい。