この余市ピュアモルトはトゥアイスアップで試飲するとはっきりと余市10年、余市12年、さらに上のクラスの様な自己主張はないが独特の非常に良くできたハードチーズの様なスモーキーさは継承している。多少物足りなさを覚えるがモルトウィスキー独特のものだ、また小生の様にスーパーニッカを古くから愛飲してきた人には決して裏切らない良くできた一品だと思う。さらに余市10年、余市12年、とトライすると余韻のあるアフターティストは英国スペイサイドいずれのウィスキーよりも絶品だと思う。この余市シリーズはエイジングを重ねるだけ価値のあるウィスキーに作りあげられている。飲む価値はある。トータルにコストを勘案するとベストチョイスは余市10年に落ち着きそうだ。